SEO対策は、本当に必要ですか?
SEO対策は私たちのビジネスモデル、ホームページにとって重要ですか?など
弊社、お客様に聞かれることがよくあります。

お客様のビジネススタイルにより千差万別ですが、基本的なSEOの重要性は変わりないと考えております。
SEOの必要性は、googleやYahoo!、Bingなど検索エンジンで上位表示させることです。
結果として、利益を増やしたり、自社サービス、商品の利用者を増やすことができます。
お客様の求めるゴールへと導いてくれます。

目次【SEO対策はなぜ?必要で重要なのか】

1.SEOのビジネスにおけるポジション

ユーザーや顧客を増やす方法はSEOだけでは勿論ありません。
まずは、ユーザーや顧客、認知度を増やす方法は、沢山あります。

1.-1 SEO対策の立ち位置

SEO対策のビジネスにおけるポジションは以下のように分類できます。

※画像をクリックすると拡大表示します。

SEOの重要性1

大きく分類することができます。

【インターネットメディア】
・リスティング広告
・アフェリエイト広告
・ディスプレイ広告
・ソーシャルメディア配信

【ローカルメディア】
・テレビCM
・折り込みチラシなど
・専門誌広告
・バス、電車広告など

多数のメディア広告がある為、SEOに注力しなくてもいい!などと稀に聞きますが
完成された広告媒体には、多額の費用を投じて広告を出稿しなければなりません。
そして、ターゲットとなる顧客層に向けて広告効果が完全に期待できるものでもありません。


SEO対策には他メディアよりも大変優れた優位性があるのです。

◎ほしいものをユーザーが自発的に検索するので非常に質がいい
◎自社サイト、SEOを施すことにより最高の資産を形成できる。

1.-2 ほしいものをユーザーが自発的に検索するので非常に質がいい

昔は、知人に聞く、専門書で調べる、業者に聞く、チラシを見るなどですね。
この行動には、少なくとも求めるものまで到達するには、沢山の行動を行わなければなりません。

現在は、スマートフォンで検索する
昔に比べて、行動は極めて簡単で、外部に迷惑をかけなくて済みます。

各メディアからの流入には、ほしい情報を探すユーザーをターゲットとした『自発的型』と
なんとなく目について気になったユーザーをターゲットとした『強制的型』に分けられます。

 

SEO対策は、自発的型ユーザーに的確に情報を伝えられます。
自発的型ユーザーは、欲しい物、必要なサービスなどを探しているユーザーです。
この購買意欲が極めて高いユーザーの行動は、昔と現在では大きく異なりました。

 

自発的型ユーザーにアプローチできるのは、
オフライン(リアル)では立地、費用、制約、数量など沢山の条件があります。
オンライン(ネット)ではSEO対策、リスティング広告が代表的です。
但し、リスティング広告には、少し気を付けないといけない側面があります。
検索結果に広告の文字が出ます、そしてクリック率も5%を切ることもざらです。

自発的型ユーザーは、自分の意志で検索結果からどのページをクリックするか決めています。
当たり前ですね!自分で情報を探して、決めたいからです。
検索結果内の1ページ目のクリック率が70%を超えるのも納得ですね。

 

この内容や数値を踏まえてもSEO対策は極めて重要で必要性が高いといえます。

 

1.-3 自社サイト、SEOを施すことにより最高の資産を形成できる。

SEO対策を施したホームページは、最高のビジネス資産になります。
家で例えられるのですが、持ち家がSEO対策、賃貸が広告と例えられるのですが
持ち家は、メンテナンスやリフォームをしていけば資産価値は下がらず逆に上がっていくこともあります。
逆に、賃貸物件は、お金を払えばすぐに住めますが、いくら内装にお金をかけても資産にはなりません。
持ち家は、大切な資産であり宝ですよね、SEO対策が行われたホームページは、ビジネスの最高の資産といえます。

勿論、広告に問題あるわけではありません、完成された賃貸(広告)は、すぐに効果を発揮するパワーを
すでに、持っていることがほとんどです。即効性を求める時には大変効果的です。
そして、SEO対策には、一定の潜在期間が発生してしまいます。

双方の良いところと悪いところを理解して、相乗効果が見込める戦略的な集客で最大限の成果を成し遂げられます。

 

2.SEO対策の取り組み方

SEO対策への取り組み方は、難しいことはありません。
検索エンジンが何を目的に作られているかを理解することで、どんなSEO対策を
行っていけばいいかが、自ずとみえてきます。

2.-1 検索エンジンのシェア率

日本でインターネットが普及して早くから検索エンジンを稼働させたのは、
1996年に提供開始した皆さんご存知Yahoo!JAPANですね。
Yahoo!JAPANは、ディレクトリー型検索エンジンです。
覚えている方もいると思うのですが、ヤフーカテゴリーですね。
人的にデーターベースを作成して、検索ワードで該当のwebページを吐き出す形でした。
十年近くYahoo!のシェアが90%を超えていたと思います。
皆さんのPCもブラウザー→インターネットエクスプローラ→ヤフートップが
最初に設定されていたのではないでしょうか?

その後ロボット型の検索エンジンへと移行していきます。
gooなどが有名ですね。
自動でロボットがweb上を徘徊して情報を自動で取得してワードごとにデータベース化
を行っています。

そして、現在は、皆さんのブラウザーはchrome→googleではないでしょうか?
検索エンジンにおいてのシェア率

引用元http://gs.statcounter.com/ ※画像をクリックすると拡大表示します。

検索エンジン日本シェア率

google70%以上 Yahoo!JAPAN25%前後 Bing5%以下
この様な感じです。

更に、重要なことは、Yahoo!JAPANの検索エンジンは、googleの検索エンジンを採用していることです。
google + Yahoo!JAPAN = 95% 

SEOとは、search engine optimizerの略語です。
searchは、検索 engineは、エンジン optimizerは最適化なのです。

置き換えると、googleの検索エンジンへの対策となります。

 

ほぼ、数年間変動は、あまりないので
利便上、計算式は、わかりやすく大まかな数値に変換しています。

2.-2 google検索エンジン評価要素の仕組み

googleの偉い人が以前、検索エンジンのあるべき姿を発言したことがあります。
” 完璧な検索エンジンは、ユーザーの求めるものを正確に読み取り、ユーザーのニーズに完璧に一致した回答を返す検索エンジンである "

SEO対策とは、いったい何なのかが見えてきます。
ユーザーの求めるものを把握する→ターゲットの仮設
ユーザーの求めるものに一致する→内容コンテンツの作成
結果を返す→内容コンテンツの特徴を正確に伝える
この様に判断することができますね。

 

少し、かみ砕いてみましょう。

・ターゲットの仮設、どんなお客様が自分のビジネスのターゲットなのかを明確にし、ニーズや年齢層、性別、環境などを設定する。

・内容コンテンツの作成、ターゲットユーザーの好む内容やデザイン、情報、感心を考慮したうえで有益なコンテンツを作成する

・内容コンテンツの特徴を正確に伝える、作成したコンテンツをgoogle検索エンジンにみつけてもらい、評価してもらいやすくする。

この、3要素で評価されています。
SEO対策には、すべての要素は最低限の事であり、最大限の事でもあります。
SEO対策には、ターゲットユーザーの分析、ニーズ(求める有益なもの)、検索エンジンに見つけてもらい評価してもらうことです。

 

この基本をしっかり取り組んでいけば、SEO対策を施したことが、必ずビジネスにおいて大きな資産となり
新たなビジネス展開の時(新サービス、新商品、新店舗オープン、支店開設など)
既存のホームページが資産となり次のビジネス展開の時に多大な貢献をしてくれます。
更に、この資産ホームページのおかげで、人的、技術的、知識的にも恩恵を与えてくれます。

2.-3 google内部対策、外部対策の評価理念

google検索エンジンの順位アルゴリズムは、一般に非公開とされています。
ですが、グーグルは、ウェブマスター向けスターターキットやフォーラムでの発言から
『内部要素』『外部要素』の2つの評価理念を持っていると推定できます。

 

・内部要素(内部評価理念)
内部要素のわかりやすい例をいくつかあげます。

優良なページの内容(コンテンツ)はユーザーが求めるものを満たしているか
構造化マークアップ(セマンテックweb)は対応しているか
XMLサイトマップを正確に作成しているか
メタタグの記載は、適切か
モバイル対応及びモバイルフレンドリーか
webサイト、モバイルサイトの表示スピードは遅延なく高速か

など、ごく一部にすぎませんが、上記要素を踏まえてコンテンツの作成をすることで
google検索エンジンから評価されて順位上昇に貢献してくれると見込めます。
誰かから聞いたんだけど…ここにこのタグ入れたら順位上がる。
営業電話で30万円で10ページコンテンツページ作らせてください!必ず順位が上がります。など
お客様から突然聞かれますが、単一の対策で順位は、上がりません。上がったとしても一時的なものにすぎません。
今ある、管理画面で作成できるコンテンツを丁寧に作成していくことが一番大切です。

 

・外部要素(外部評価理念)
外部対策は、本当に沢山の間違いや認識があると感じています。

まず、外部対策は、SEO業者がサテライトサイトを複数所有してそこにリンクを張ることではありません。
そして、有名ポータルサイトに広告出稿してホームページのURLリンクを付けることでもありません、
ポータルサイトのリンクは基本的に no follow でリンクされます。
注意していただきたいのは、質の悪いサイトや、ペナルティーを受けたサイトからのリンクは
リンク先の評価まで下げ、最悪、ペナルティーを受ける事だってあるのです。

googleが言うところ、いいコンテンツは、外部から自然発生的にリンクが張られたり引用されたりします。
これを、外部対策といいます。
では、何を行えばいいのかわからなくなりそうですが、簡単です。
ソーシャルでのシェアボタンのわかりやすい設置や、よりよいコンテンツを配信することです。
専門性のあるサービスや商品は、それのみで魅力的ですから、そのプロダクトを
的確に丁寧にコンテンツを作成することも外部対策です。
実は、内部対策の優良なページの内容は、最高の外部対策になります。

2.-4 SEO対策の測定によるOODAループ

これから、SEO対策が重要だと思って始める方も、現在WEBサイトを運営している方も
一生懸命、ターゲットユーザーにいい情報を提供する為、何時間~何日もかけて作成した
コンテンツが、googleにインデックス(認識)されたか気になりますよね。
そして、SEO対策を施した成果や効果が出ているのか?
もしくは、予期せぬ悪い影響が出ていないか?
日ごろから、測定することが大切です。

 

よく、国内のSEO書籍やブログなどで紹介しているPDCAサイクル
Plan(プラン)→Do(実行)→Check(検証)→Act(改善)
を用いて行ってもいいのですが、、、
このサイクルかなり最近危険ではないかと思っています。
大企業でない限り、国内の企業は、web担当者は多くて数名から1名のところが多いのではないでしょうか?
もしくは、営業部の○○さんが担当とか総務の○○さんが担当など兼任されていることも多いかと感じています。
このPDCAは、製造工程では威力を発揮してくれると思うのですが
web担当者さんを孤立させて、行くような気がします。

今後、私が、体験談を交えて詳しく記事にします。

 

SEO対策の測定と改善ループはもっとスピーディーで柔軟に行っていかなければいけないと思っています。
シリコンバレーで良く活用されている
OODA(ウーダ)ループの活用の方がweb活用全般であっていると思います。

Observe(みる=見る、観る、診る、視る)
Orient(わかる=分かる、解る、判る)
Decide(きめる=決める、極める)
Act(うごく=動く)
Loop(みなおす=見直す、見越す)

 

そして、web担当者がコンテンツ作成を楽しみながら行えるように、
社内、店舗スタッフもこんなことを記事にしてほしいや、この前のブログ社内でもためになった!など
コミュニケーションをとってweb担当者を孤立させないようにしてあげてくださいね。

 

実際のアクセス数や検索クエリなどの測定ツールは、沢山のツールがありますが、
必ず、SEO対策で必要となるツールが2つあります。
『google search console』サイトパフォーマンスの管理と監視が出来る無料ツール
『google Analytics』サイトのアクセス数やユーザー診断などが出来る無料ツール
上記2つのツールは必ず必要になります。

『Googleアナリティクス』
アカウント登録・設定方法!

Googleアナリティクスは登録すれば誰でも無料で使える高機能なサイト分析ツールです。
初期設定をしっかり行い、サイトのアクセス解析データが取得できる状況にしておきましょう!

 

次回は、【SEO内部対策 メタタグとHTML】を予定しております。

SEO対策でお困りの方は、お気軽にお問い合わせしてくださいね。
後、こんな記事書いてや疑問などお問い合わせフォームから頂けると嬉しくて書いちゃいますので!

SEO内部対策に効果のある
メタタグとHTML

SEO内部対策の基本となる、メタタグの記載方法と役割を紹介します。
SEO相談を頂くお客様との会話の中で『難しいこと抜きで説明して』とよく言われます。
出来るだけ実践式で紹介いたします。