canonical タグ(カノニカル)設定をご紹介していきます。
コピペで使用できるタグを記載してあります。活用してくださいね。
301リダイレクトがサーバー環境などで対応ができない時に主に使用します。
canonicalタグを使用して重複コンテンツ(重複ページ)URLの正規化を行います。
その方法は、大きく分けてにパターンあります。
・HTMLでcanonicalタグを設定
・HTMLヘッダーでcanonicalタグを設定
カノニカルタグを適切に設定して重複コンテンツURL正規化していきましょう。
目次【canonical tag(カノニカルタグ)設定】
1. HTMLでcanonicalタグを設定
HTMLでcanonicalタグを設定する場合には、
link要素のrel-"canonical"にてURLの正規化を指定します。
注意する点は、絶対パスでURLを指定することです。
ドメインの変更や、https化などの時に間違いを防げるからです。
googleによれば、絶対パスを使用して、canonicalタグを設定するように指示しています。
http://www.sample.com/index.html から https://www.sample.com/index.html
に正規化を行った場合
http://www.sample.com/index.html 内にcanonicalタグを以下のように設置します。
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<head> <link rel = "canonical" href = "https://www.sample.com/index.html"> </head> |
2. HTMLヘッダーでcanonicalタグを設定
HTMLヘッダーでcanonicalタグを設定する場合には、
HTMLファイル以外のドキュメントファイルなどにも
canonicalタグを設定することができます。
但し、この方法は、htaccessファイルの変更が可能な場合に限ります。
よって、HTMLヘッダーでcanonicalタグを設定出来る場合は
ページ単位のURLの正規化は、301リダイレクトで行いましょう。
ドキュメントファイル(PDF)においてhtaccessのコード記載例
https://www.sample.com/media/sample.pdf
から
https://www.sample.com/media/new-sample.pdf
に正規化を行った場合
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<Files "sample.pdf"> header set link "<https://www.sample.com/media/new-sample.pdf>; rel = "canonical"" </Files> |
htaccessの編集ができる場合は、301リダイレクトを使用しましょう。
301リダイレクトの設定方法は以下の記事です。
3. canonicalタグの設定は、SEO対策の優先順位を考えて行う
canonicalタグの設定は、一度行えば簡単に理解し行うことができると思います。
重複コンテンツが発生していて、本来ユーザーの為になると検索エンジンが評価を
受けるべきコンテンツに、適切なcanonicalタグを設置した場合
劇的に検索順位がUPした例を見たことはあります。
ただし、重複コンテンツを正規化しても正規元のコンテンツも
ユーザーの為にあまりならない価値のないコンテンツと
判断された場合、検索結果には、もちろん優位には働きません。
トラフィックやコンバーションの上昇は、望めないことになります。
canonicalタグは必要な場面で適切に活用していけばよく
膨大な時間を費やして、無理に重複コンテンツの洗い出しを行うよりも
その時間を使い、ユーザーが求めるコンテンツ作成をしましょう。
ユーザー目線で、作成したコンテンツにおいて時代の流れなどで仕方なく
URLの正規化を行はなければならないことが出た時に
canonicalタグの設定を行いましょう。
SEO対策の側面から見ても、同じことが言えます。
canonicalの設定でお困りや疑問がある場合、お気軽にお問合せ下さい。
特殊なURL正規化に関しての(AMPなど)記事作成も気軽に聞いてくださいね。